2014年10月01日

この金融商品を斬る!

「仕組預金」って知っていますか?
良くわからないけれど、なんだか危なそう、難しそう、と敬遠している人も多いようですが、実は今がメリットを活用するチャンスなのです。食わず嫌いをしていては、もったいありません。

「仕組預金」はこういうニーズにマッチします。
  1.10年間は解約しない余裕資金を、少しでも有利に運用したい。
  2.投資信託のように、元本割れリスクがある金融商品は嫌だ。

 

もう少し詳しくお話しましょう。

 
「仕組預金」の中では、新生銀行の「パワーステップアップ預金」がオススメです。


《その理由》
@他行は最低300万円からという設定が多い中、30万円から運用できる

A金利条件も有利
 
では、この「仕組預金」とは一体どのような特徴があるのでしょう?

 

この預金もデリバティブズ(金融派生商品)の一種ですが、「サブプライム」問題で脚光を浴びたハイリスク型のデリバティブズとは根本的に異なります。

CDSやCDOと呼ばれたハイリスクー=ハイリターン型のデリバティブズは、「想定元本」と言って、それこそいくらでも架空の元本を作り出すことが可能です。また、「レバレッジ」と言って、わずかな元本を何倍、いや何十倍にも膨らませることが出来ました。つまり、膨らませた部分が実態のない「想定元本」に該当するのです。

だからこそ「ギャンブル」だった訳で、不動産や先物商品の価格の動き方次第で、これだけの大被害が発生したのですね。

この「仕組預金」は元本には手を付けず、利息部分のみをデリバティブズの対象とするので、元本リスクはありません。

では、「仕組預金」のメリットとリスクとは何でしょうか?
【メリット】
1.預入時においては、一般の定期預金に比べて高い金利が設定されています。

【リスク】
1.期日は銀行が決定し、中途解約が出来ないリスクです。もし中途解約すると違約金が発生し、実質的に元本割れとなります。
2.将来金利が上昇した時、金利の機会利益を失うことになります。


つまり、今後数年で景気回復に伴う大きな金利上昇が無ければ、好条件での運用が可能になる訳ですね。上記のように金利が上昇すれば、銀行が期間を延長させるので、預け替えによる金利改善が出来ませんが、その機会喪失を実感できるのは、金利が2〜3%台に上昇した場合です。

日本の市場金利が上昇するには、まず欧米の景気回復と金融機関の業績回復が安定軌道に乗ることが必要条件です。その上で、日本の景気回復が必要ですね。でも、そう簡単にことが進むでしょうか?

むしろ、心配すべきなのは家計の「流動性リスク」です。
つまり、最大10年近い期間、預金が実質的に拘束されてしまい、病気や災害などで急にお金が必要になっても解約出来なってしまいます。 
そこで、最初は少額で取組み、資金全体の利回り平均を改善させる使い方に留めるべきでしょう。


posted by 定期預金管理人 at 09:08| 仕組預金情報